冬に多い感染症!感染予防策4選!!インフルエンザやノロウイルスにならないために
はじめに
皆さまこんばんは。毎日毎日寒いですね。体調崩したりしていないでしょうか。
少し前からインフルエンザの流行注意報が報告されています。
実際に筆者の身の回りでも実際にかかった人や、家族がなったという話を聞くようになりました。そこで今回はインフルエンザをはじめとした、冬に多い感染症に対する予防策について書いていきたいと思います。
冬に多い感染症は?
ではまず、冬に多くなる感染症についてざっと挙げていきます。
一般的に思いつくのはこれくらいでしょうか。
そして、皆さまこの時期になるとよく話題に挙がるであろう感染症が、インフルエンザとノロウイルスです。
この二つの感染対策に関しては、病院でもよく取り上げられる話題です。
少し詳しく説明していきます。
毎年流行するインフルエンザ
インフルエンザの流行ピークは1月~2月とされています。
症状は発熱や筋肉痛、咽頭通、倦怠感等があげられます。
感染する経路としては、咳やくしゃみからくる飛沫感染です。インフルエンザに感染した人の咳・くしゃみを浴びることで、ウイルスが人へ移ることで感染するものです。
インフルエンザといえば、ワクチンを接種している人も多いと思います。
残念ながら、ワクチンを接種している=インフルエンザに絶対ならない!!というわけではありません。
しかし、接種することで、70%ほど感染率が下がる・重症化を予防する、といった効果はあります。なので、筆者はもちろん毎年受けていますし、皆様にもできるなら受けることをお勧めします。
集団感染が怖いノロウイルス
ノロウイルスは、腹痛・下痢・嘔吐・発熱等の症状があります。普通の胃腸炎のように感じますが、症状のつらさが半端ないそうです。筆者はなったことはありませんが、なったことのある人の経験談から、想像を絶するもののようです。
感染経路は、主に経口感染です。ノロウイルスに感染した生牡蠣等の二枚貝を食べることで感染することが多いですね。
ならば、生ものを食べるのを控えればかからないのか、と言われるとそうではないのです。
ノロウイルスの感染として恐ろしいのは、人から人への感染です。どうやって感染するのかというと、感染者との接触や感染者の吐しゃ物、排泄物からも感染します。
特に気を付けていただきたいのが、吐しゃ物を片付けるときです。片付けきれなかった吐しゃ物を放置していると、それが乾燥して細かい粒子となって空気中に漂います。それを吸うことで感染するケースもあります。
また、トイレで感染者が排泄物を流すときも同様で、ふたを開けたまま流してしまうと、中身が便器や壁に付着してしまうこともあります。それを触ることで感染につながることもあるため、注意が必要です。
集団感染の例では、学校等でノロウイルスにかかった生徒が嘔吐し、それが空気中に舞って周りの生徒も感染したというものや、病院でも共同で使用しているトイレから集団感染に陥ることもあります。
感染予防策は?
それでは、やっと本題です。それぞれの感染予防策について説明していきます。
①手洗いうがい
すべての感染に対する予防策はまず手洗い・うがいです。
なんだそんなことか、と思ったかもしれませんが、意外にもこの二つができていない方が多いのです。むしろここが一番大切です。この手洗いうがいがしっかりできていれば、大抵の感染症から身を守ることができます。
基本的なやり方に関しては、最近ではいろいろな場所で知る機会があると思いますので割愛します。ここでは、忘れがちな部分やちょっとしたコツを紹介していきます。
まず手洗いに関してですが、正直手洗いの順番等はどうでもよいです。大切なのは、洗い残しをしないこと!主に忘れやすい部分を挙げていきます。
- 手の甲
- 指の間
- 親指←意外かもしれませんが、結構忘れます。ちゃんと逆手で握るようにして洗いましょう。
- 爪の間
そして、手荒れにも注意が必要です。ささくれの部分や手が荒れている部分には菌やウイルスが溜まりやすくなります。そのため、手を洗ったらハンドクリームをぬったり、ささくれはひっぱたり、剥いたりしないで爪切りなどできちんと処理することをお勧めします。
また、手洗いの時間は30秒を目安にするとしっかり洗えるでしょう。
次に、うがいについてです。
ポイントとしては、ガラガラうがいの前に口をゆすいでから行うといいです。なぜなら、口腔内に菌やウイルスが侵入している場合、直にガラガラうがいをしていまうと、水に流れてのどまで菌やウイルスが運ばれてしまう可能性があるからです。
口ゆすぎ→ガラガラうがい※15秒を目安に行うといいです。
②マスクの着用
これもすでにやっている方も多いと思います。
しかし、よく見ると正しく着用できていない方も多いのです。
マスクを着用するときに、鼻って出ていないですか?そのつけ方意味ないですよ!鼻を出してしまうと、結局菌やウイルスを吸ってしまうことになるので、全然意味ありません。つけるときは、きちんと鼻まで覆うようにしてください。
また、一度外したマスクは再装着しないほうがいいです。菌ついてます!
なので、出勤・退勤で着用する場合、最低でも2枚は持参していくことをお勧めします。
マスクは自分の予防だけではなく、自分が咳をしているときにほかの人に移さないようにする効果もあるため、そういったときにも使用するようにしましょう。
③水分補給
なぜ冬になると感染症が増えるのでしょうか。それは、乾燥していることも大きな要因です。乾燥していることで、ウイルスが生存しやすい環境になり、ウイルスによる感染症が大流行するのです。そのため、水分補給も大切になります。
15分に一口水分補給することで感染リスクが減ると言われています。
冬はあまりのどが乾かない人も多いと思いますが、一口意識して飲むことで感染が予防できるなら安いものではないでしょうか。
④ノロウイルスの感染予防
ここで紹介する方法は、主に家族や同居人がノロウイルスに感染した時の予防策です。
筆者も看護学生のとき、同居人がノロウイルスに感染したことがあります。その時期はちょうど実習直前で、ぜっったいに移りたくない!という状況でした。そんな状況に陥った筆者が実際に行った方法を紹介していきます。
ノロウイルスの項目でも説明しましたが、感染者の嘔吐物や排泄物で感染することがあります。そのため、感染者が嘔吐した場所やトイレ等を消毒することで感染を防ぐことができるのです。しかし、ノロウイルスはアルコール消毒が効かないのをご存知ですか?覚えていてほしいのが、ノロウイルスに効果のある消毒薬は次亜塩素酸が含まれているもののみです。ノロウイルス用の消毒薬が常備してあればいいのですが、一般家庭にそんなものが常備されていることはまれでしょう。そこでお勧めしたい方法が、ハイターを使用した消毒です。なんとこのハイターには次亜塩素酸が含まています。筆者はキッチン用のハイターを希釈してふきんに浸し、それで同居人が触ったと思われる個所を拭いていました。それをすることで、無事感染せずに実習に臨むことができました。
終わりに
今回は感染症に対する予防策を中心に紹介していきました。
上記に挙げたことを参考に、病気に負けない体づくりをがんばっていきましょう。
なによりも予防が大事!
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。