看護師の人間関係!先輩とうまくやっていくには・・・?
こんばんは。
もう3月に入りましたね。この前看護師国家試験を受験した皆さま、お疲れさまでした。結果発表はまだでしょうが、自己判定等で大体の結果がわかっているものと思います。
国家試験を突破したら、4月からいよいよ看護師生活のはじまりです!
看護師になれるという希望と、不安が入り混じっているのではないでしょうか。
そこで、先輩看護師からひとつアドバイスです。
看護師の人間関係を甘く見ると痛い目見ますよ!!
かくいう筆者も一時痛い目にあったことがあります。
今日はそんな看護師の人間関係について書いていきたいと思います。
看護師は女社会
皆さま知っているとは思いますが、看護師は8~9割ほど女性です。
つまり、女性社会になりますね。
女性って大勢集まるとなぜかグループが形成されるんですね。どこの病院・病棟でも、多かれ少なかれ派閥なるものが存在すると思います。
中には、グループなどには所属しない方もいると思いますが、それは仕事がバリバリできて、誰も口出しできない人に限っていると思います。
看護師1年目ともなる人たちは、当然ながらそれには当てはまらないわけで、必然的にどこかのグループに所属する形になってしまうと思います。
実際、それらは煩わしいものなのですが、それを拒否するという力が備わっていないと、避けるのは難しくなるのです。
間違って孤立してしまうと、今後の仕事に支障をきたす恐れがあるため、ご注意を!
どこのグループにもボスがいる
グループがあればボスがいる。どこの世もそんなものです。
入社してすぐはそれがわかりにくいかもしれません。
学校やバイト仲間のように、目立つ人がボスだとも限らないのが難しいところ。女性社会では、けっこう目立たない人がボス的存在だったりするのです。
そのようなボス的な存在を見極めるのも、大事だったりします。
しかし、ボスを見つけたからといって、その人に媚びを売るとか、そんなことはしなくてもいいと思います。
人間関係を把握しておくことが、うまく立ち回っていくコツだと思うので、把握しておくだけでいいでしょう。
トラブルメーカーにご注意
また、女性社会の困ったことの一つに、噂話が大好きというところが挙げられます。
筆者も正直噂話は嫌いではありません。むしろ好きなのかも(笑)。
そんな噂話を人から聞き出し、広めたりして場をかき混ぜるトラブルメーカーなる人もいます。
そういう人って、大抵最初は人当たりがいいです。そして、ネタを聞き出していつの間にかそれが病棟全員が知っている、なんてこともあります。顔も広いので、他部署の人にまで筒抜けなんてことも・・・。
そんなトラブルメーカーにご注意を!話たいことがあったら、他の病院に就職した看護師の同級生や、本当に信頼できる同僚のみにすることをお勧めします。
先輩に目を付けられないように
悲しいことに、先輩に目を付けられる、といった現象は未だに少なからずあります。
先輩に目を付けられるということは、看護師として普通に仕事を覚えるにあたり足枷以外の何物でもないです。
なぜなら、目をつけられると、ちょっとのことでもダメ出しされ、他の同僚がやっているような些細なことでも注意され、何度も繰り返しやらされたり、説教されたりと、余計なことに時間を使ってしまうからです。ダメ、できない、といったレッテルを張られてしまうことで、必要以上の監視がついてしまい、粗探しをされてしまうということです。
筆者は仕事を覚えるにおいて大切なことは、実践あるのみだと思っています。
勉強はもちろん大事ですが、見たこともないことをただ机の上で勉強するのって、結構苦だと思うんです。
だから、実際に見て聞いて実践してみる。これが看護の実践において大切なことだと思います。そのため、私情が挟んでるような余計なダメだしや、やり直しって成長において無駄になりえると思います。
あ、もちろん正当なものは必要ですよ?あくまでも、「過剰な」「先輩の私情が感じられる」ものに限ります。
目を付けられないように気を付けるべきことは
では、目を付けられないようにするためにはどうすればよいでしょうか。
看護師って、どこでも人員不足しています。人員不足の中、新人教育に当たる必要があるため、自分の仕事も多く抱えながら新人の教育を担っています。実際それって結構大変なのです。
指導してもらうということは、そんな先輩看護師の時間を「もらっている」と考えていただきたいです。時間をもらっている身なのに、勉強してきてと言われたところを勉強してこなかったり、何度も教わっているところを覚えていないまたは教わっていないと言ったり、忘れるのにメモをしなかったりすることは失礼だと思いませんか?
自分の時間を割くに値すると考えた新人には、どんな先輩も寛容になると思いますし、自分の知識や経験をその新人に教えてあげたいと感じます。
要は学ぶ姿勢を見せてほしいということです。
看護師は看護という仕事の大変さ・責任感を日々感じています。
それを、適当に学ぼうとしたり、甘く見たりすると、先輩はすぐに感じ取ります。
中には単に新人が好きではないという看護師もいますが、そういった人は自分にだけではなく、新人みんなにつらく当たるので、あまり気にしなくて良いと思います。
そのような人はごく少数なので、その他の大多数の先輩看護師を味方につけることができれば怖いものはありません。
また、わからないことは「わからない」といえる勇気も必要です。
わからないままやって、失敗して、先輩どころか患者さんにまで迷惑をかけてしまっては元も子もありません。
わからないばっかりでは困ってしまいますが、ここまで自分で考えたのだが、結果わからなかったという姿勢なら、先輩たちは絶対ヒントや助言を与えてくれます。
人間なので、最初から完璧にできる人はいません。自分はできるという自信を持つのもいいのですが、程よく先輩に助けを求められるほうが、新人としてはかわいがられると思いますよ。やりすぎには注意ですが・・・。
さいごに
看護師の人間関係って正直面倒です。
できれば避けて通りたいところですが、中々そういうわけには行きません。
そのため、少しでもうまく切り抜けるために今回の記事を書いてみました。
少しでも皆様の参考になれば幸いです。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。