ゆる看護師のブログ

看護師5年生です。主に看護師のことや専門知識、はたまたアラサー女子の日々のこと等をゆるく綴っていきます。雑記ブログです。

看護師の転職事情 スムーズに辞めるためには?

こんにちは。本日は看護師の転職事情について話します。

筆者の転職回数は今のところ1度だけですが、比較的スムーズに前の病院を辞めて無事に残りの有給もすべて使い果たして辞めることができました。しかし、職場探しは正解とは言えませんでした。そんな私の失敗談も踏まえて、書いていこうと思います。

1看護師は転職する人が多い

看護師の転職率が高いのは、なんとなくご存知な方も多いと思います。

それは事実だと思います。実際筆者の前に勤めていた病院も、現在勤めている病院でも、入れ替わりが激しいです。

理由としては、看護師はどこでも人手不足であり、割とどこでもウエルカム状態なので、辞めるときあまり躊躇しないということも原因なのではないかと思います。転職も簡単ですからね。

2筆者の転職のきっかけ

私が転職をしようと思ったきっかけは、ぶっちゃけ他の世界を見たくなったからです。新卒から同じ病院に4年ほどいると、どうしてもその病院の常識が常識だと思ってしまうんですよね。

しかも、4年目ともなると大抵の仕事は覚えており、「自分って仕事できるんじゃないか」とか盛大な勘違いを起こしてしまいます。なんだか、そう考えると私はこのまま井の中の蛙になってしまうのではないかと不安に感じました。

そんな中、今も付き合っている彼との同棲のため、引っ越すことが決まりました。

そのタイミングでお世話になった病院を辞め、現在の病院に転職することにしたのです。

3実際に行ったこと

転職サイトへの登録

転職するにあたり、最初に始めたことは転職サイトへの登録・相談でした。といっても、看護師の転職サイトって星の数ほどあるんですよね。

筆者も何個か登録してみましたが、あまり違いはわかりませんでした。なので、話した感じまあまあ相性がよさそうな担当の方がいるサイトに決めて転職活動を行っていったのです。

師長への相談

転職したことのある看護師さんはご存知の方も多いと思いますが、看護師って辞めるとき絶対といっていいほど止められますよね(笑)。

どこも人手不足ですし、一人欠けることで結構痛手なんです、きっと。

そこで筆者は早めに辞職時期について相談していました。具体的にはたぶん半年くらい前からでしょうか。結構出入りが多い職場だったため、だれがいつ頃辞めるといったうわさはよく聞いておりました。それを逆手にとり、師長には辞める人がいない時期に辞めたいと相談しました。

辞める時期が被ると、退職をより渋られることになるし、さらには有給をとれずに退職なんてこともあるからです。(実際に同期は有給取れずに辞めていきました。)

また、辞める理由はなるべく前向きなものとしました。

筆者は脳外科出身だったため、急性期のその後の段階、つまり回復期を看たくなったということを理由に辞めたいと話しました。

マイナス面を言ってしまうと、それを解決したら退職せずに残ってくれるのかと師長も考え、それを解決しようとしてきます。そうすると、辞める理由がなくなってしまいますよね。

前向き&自己研鑽のための退職理由ならば、中々止められることはないでしょう。そこは退職者の人生ですからね。師長には止める権利はありません(笑)。

職場見学

師長に話がつき、サイトにも登録した後は職場見学へ行くことにしました。ここで筆者の悪い癖がでてしまいます。何を隠そう、とてもめんどくさがりやな筆者は、二つの職場を見ただけで満足してしまい、そのうちの一つの職場に決めてしまいました。しかも、その職場は見学と一緒に面接まで済ませられるということで、その場で受かり、決まってしまったのです。

こうして、あっけなく筆者の転職劇場は幕を閉じたのでした。

4転職での失敗

サイトの担当者を信頼しすぎた

今思えば、もっとよく見とくべきでした。今の職場が悪いというわけではありませんでしたが、筆者が思い描いていた感じとは少し違ったものでした。

筆者のめんどくさがりな性格のせいでもありましたが、決定打は転職サイトの担当さんのごり押しでした。なぜか、今の職場のことは担当の人がべた褒めするんですよね。「すごくいいところですよ!人間関係もいいって聞いてます!」とか、「筆者さんにはいい職場で働いてもらいたいから紹介しました!」とかすごくいいこと言ってきましたね。でも、たぶんこれって病院からの転職サイトさんへの報酬が大きいとか、なんかしらのつながりがあったんだと思います。

初めての転職っていうこともあり、あまり疑うこともなく担当さんの言うことを鵜のみにしてしまいました。

それがすべて間違いとも言えないのですが、よくよく考えると、看護師として働いたことがあるわけではない転職サイトの担当者さんが、看護師の職場の実態について詳しくわかるわけありません。

そこをよく考えたうえで、看護師の経験を少しでもした自分の勘や感覚を頼りに探すべきであったと今は感じています。

転職サイトによって病院の評価がちがう!?

あとあと聞いたのですが、他の転職サイトでは今の病院はすごく評判が悪いらしいのです。あそこは辞めた方がいいと言われたと、現在転職活動している同僚から聞きました。そこまで転職サイトによって評価が違うのです。

転職サイトもあくまで仕事です。看護師を転職させなければ、仕事が成り立たないのです。そう考えれば、納得がいく話です。

しかし、転職するうえでサイトに登録するのは必須だと思います。自分で集める情報量とは比にならないからです。

それを踏まえて、転職するときは複数の転職サイトに登録するといいと思います。

情報は得るとともに、Aサイトでお勧めされた病院についてBサイトでも情報収集ができるという利点もあります。

 まとめ

ここまで筆者の経験を踏まえ、看護師の転職事情について書いていきました。

自分のうまくいったところと失敗談から、皆様に何かしらの役に立つ記事になっていたらいいなと思います。

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。