ゆる看護師のブログ

看護師5年生です。主に看護師のことや専門知識、はたまたアラサー女子の日々のこと等をゆるく綴っていきます。雑記ブログです。

急性期と慢性期看護師のちがいとは?性格に関係する!?

こんばんは。本日は、急性期と慢性期看護師のちがいについて書いていきたいと思います。

急性期・慢性期、どちらでも働いたことのある筆者にとって、同じ看護師ではありながら、業務内容や看護師の性格等けっこう違いがある、というのが正直な感想です。

 

急性期看護師の特徴

急性期病棟ってほんとに忙しいです。昼食休憩もまともに取れないなんてことはざらにあり、早食いが身についたのもこの時期です(笑)。

また、緊急時の急な決断が迫られることも多いです。なので、とっさの決断力と行動力が必要になります。

業務内容は、医師の診療の補助がほとんどとなります。点滴等の体に侵襲を伴う業務も多いですし、患者さんとゆっくり話す時間はあまりとれません。

でも、大変だからこそのやりがいはあります。さらに、看護技術が格段に上がりますので、筆者的には新卒の方はまず急性期に行くことをお勧めします。

そんな急性期病棟で働く看護師の性格ですが、はっきりさばさばとした性格の方が多いと思います。業務柄判断力や決断力が必要とされるため、優柔不断ではやっていけません。

そして、中々の運動量がある職場のため、動き回って仕事をするっていうことが好きな方が多いですね。デスクワークよりも実践派!といったところでしょうか。

また、それ以外にも最新の医療について学びたいという方や、緊急な場面でアドレナリンが出てやりがいを感じるといった方も多いようです。

慢性期看護師の特徴

ここでは、回復期と慢性期をひとくくりとして考えて説明していきます。

慢性期病棟の看護師は、急性期看護師ほど忙しくはありません。看護技術が必要なになることももちろんありますが、難しいものはほとんどありません。そして、治療というよりも現状維持の場ですので、業務内容としては、患者さんの療養生活の中でのお手伝いや、異常時の早期発見といったところですね。

比較的ゆっくりとしているため、患者さんの話を聞くことが多いです。

しかし、慢性期病棟の特徴は急性期と違って、患者さんも病気と向き合ったり、現状を把握したりする時間があります。そのため、病気や今後の生活について悲観的になったりすることもあります。そのような患者さんの精神面のサポートや、今後の生活について一緒に考えるといった、急性期にはない業務も多いです。

そんな慢性期看護師の性格は、比較的おだやかな性格な方が多いと思います。

患者さんの話をゆっくり聞く、カンファレンス等の話し合いが苦にならないといった、バリバリ動くよりもじっくり患者さんと向き合いたい方向けですね。

どちらで働くのがいいの?

この問題に関しては、向き不向きというしかないでしょう。

急性期で働いていて、看護師としてうまくいかなくても、慢性期に転職したらうまくいった!という方もいますし、慢性期で働いてみたけど、やっぱり急性期じゃないと物足りないという方もいます。

しかし、前にも書きましたが、筆者的にはまず急性期で看護技術を磨いてからどちらかを選ぶことをお勧めします。

なぜなら、慢性期病棟では看護技術に関しては学べないことが多い上に、急性期時代の患者さんの様子がわからないと、疾患として慢性期の状態が結びつかないからです。そのため、急性期看護師から慢性期看護師になるのは簡単ですが逆はけっこう厳しく感じると思います。

もし、新卒の方で自分は慢性期病棟に就職したいと思っている方がいましたら、自分の可能性を広げるためにも、急性期病棟でいろいろ学んでから、慢性期看護師になってはどうでしょうか。

おわりに

以上が、筆者の感じた急性期と慢性期看護師のちがいでした。どちらにもメリットデメリットがありますが、それを考えたうえで就職するのがいいと思います。

ちなみに筆者は最初は慢性期希望でしたが、今後のために急性期病棟に入職した口です。大変なことも多かったですが、結果的にこの判断は間違っていなかったと感じます。

それでは、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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