新型コロナウイルスについて看護師が考えてみた
こんばんは。
少しお久しぶりの更新です。というのも、海外に行ってまして、ブログがなかなか書けない状態でした。
海外で過ごしていたため、あまり日本国内の情報が入ってきませんでした。帰ってきて新型コロナウイルスの騒ぎにびっくりしました。
本日は、そんな新型コロナウイルスについて少し書いていこうと思います。
深刻なマスク不足
マスクが全然売ってない!
帰国してまず驚いたことです。(笑)
近所のスーパーや薬局に足を運びましたが、全然売ってない!
そして日本全国のマスクの供給がおいついていない状況は病院にも影響がありました。病院に久しぶりに出勤したところ、十分なマスクの補充がされないため、病院中のマスクをかき集めて対応しているのです。
日本にいないたった一週間でここまで大騒ぎになっていようとは・・・。
病院でも、新型コロナに関しては用心しているところでして、インフルエンザの流行も相まって、マスク使用を徹底しているところです。そのため、さらに病院でのマスクが足りない状態となっています。
そもそもコロナウイルスって?
コロナウイルスとは、風邪を引き起こす原因であるウイルスの一つです。中にはSARSなどの重症肺炎を起こすウイルスも含まています。
そのようなコロナウイルスの中でも、最近拡大し始めたのが新型コロナウイルスです。
徐々に拡大していく新型コロナウイルス
このブログを書いている時点ですでに国内感染者は20人になっています。
徐々に増えていますね。
中国が旧正月だったということで、空港には中国人と思われる方たちがたくさんいました。皆さんマスクを使用していましたが、感染力や感染経路がはっきりしていない状態では、マスクがどれほど効果を示すのかは実は怪しいものです。症状が現れている人が、他の人に感染させないために着用する分には効果があるのかもしれません。しかし、無症状の人がやみくもにマスクを着用しても、効果は限定されてくるのではないでしょうか。
しかも、症状がないにも関わらず、感染が認められた方も出てきました。そうなってくると、無症状の人が気付かずにいろんな方と接触することによって、感染が拡大しやすくなってくると考えられます。
水際対策は強くなっていますが、すでにウイルスが入ってきている今、感染の拡大を防ぐことは困難ではないかなと思います。
日本の対応について
中国にいた日本人の受け入れは、中国国内で不安に駆られている日本人にとって優しい対応だったと思います。そこはさすが日本といいますか。
しかし、相部屋問題はどうなんでしょう。帰国した方の一部の方は、帰国後の滞在ホテルで相部屋対応になっているとニュースで見ました。
ただでさえ、感染者がいた場合、飛行機や移動のバス内でも感染のリスクが高まっているというのに、相部屋となるとそのリスクはますます高まります。
自分がもしかしたら感染しているかもしれない、もしくは、相部屋の相手が感染しているかもしれない状況で、安心感が得られるわけがありません。
帰国の斡旋はいいのですが、帰国後の対応についてもっと準備をしっかりしてからでも、受け入れは遅くはないのではないかと思いました。
また、時期が時期だけに、中国からの旅行者が多かったのも痛いと思います。
中国人のバスツアーから感染した方もいたとのことです。もっと早くに中国からの団体旅行者を禁止していれば、もう少し感染するのを防げたのではないかと思います。
感染するとどうなるのか
ニュースやネットからの情報によると、感染時の症状はインフルエンザや普通の風邪と似たような症状のようですね。ただ、既往歴や体力などの様々な要因によって重症化することも多いそうです。
でもこれって、他の風邪でも一緒ですね。
感染力が高いから、未知のウイルスだから、という理由でここまで騒がれている新型コロナウイルスですが、実際は致死率はそこまで高くはないと思います。
感染すると、必ず重症化する!という、すごい危険なウイルスではないのでしょう。
今後どうなっていくのか
新型コロナウイルスの特効薬は今現在完成していません。そのため、感染したら対象療法しかできない状態です。
しかし、各国がウイルスに対するワクチンの開発を急いではいます。
正直、これ以上の感染拡大は免れないとは思いますが、ワクチンの開発が行われれば、インフルエンザに似たような対応になっていくのではないか思います。
未知のウイルスに対する恐怖はありますが、慌てることなくインフルエンザやその他の風邪に対する予防策を行っていけば、そこまで恐れることはないものだと筆者は思います。感染に対する記事も以前書いていますので、よければご参照ください。
さいごに
新型コロナウイルスについて、筆者が思ったことをまとめてみました。
わからなことも多いウイルスなので、不安感を抱く方も多いとは思いますが、これまでやってきた感染対策をしっかりとし、各個人が感染拡大の予防に取り組むようにしていくことが大切だと思います。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。
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