ほんとは怖い抗生物質の乱用!飲み方注意!
こんにちは。
皆さん、風邪等ひいていないでしょうか?
風邪をひいたら病院にかかる人も多いと思いますが、風邪を治すためにすぐに抗生物質出してもらってませんか?実はそれ、間違ってますよ!
そして、飲み方を間違えると怖いこともあります。
本日は、そんな抗生物質について書いていこうと思います。
1.抗生物質とは?
ではまず、抗生物質について簡単に説明していきます。
抗生物質は抗菌薬、抗生剤とも呼ばれています。
その名の通り、細菌を壊したり、増殖を防ぐ効果のあるお薬です。細菌のみを攻撃してくれるため、体の中の細胞を壊すことはありません。
代表的なもので、ペニシリン系のアモキシシリンやセフェム系のフロモックス(セフカペンピボキシル塩酸塩)、マクロライド系のクラリスロマイシン、テトラサイクリン系のミノサイクリン塩酸塩等があります。
皆さんも一度は病院で処方されたこともあるのではないでしょうか?
2.風邪について
風邪ってなにかわかるか、と問えばわからない人はいないと思います。
しかし、風邪は何が原因かという問いに対しては、ばい菌と答える人やウイルスと答える人さまざまではないでしょうか。
答えはウイルスです。正確には、80~90%はウイルスで残りは細菌等です。
ほとんどの風邪の場合、ウイルスがもとで起こります。
3.風邪に抗生物質は効かない!
最初に説明したように、抗生物質は細菌に対するお薬です。ウイルスが原因の病気には効果がありません。つまり、抗生物質はほとんどに風邪に効果がないのです。
日本には、抗生物質は万能薬というイメージが昔からついていたようですが、現在ではそれは覆されつつあります。
発熱があったり、風邪症状があった場合にすぐ抗生物質を処方する医者には気を付けてください。特にご高齢の医者に多いです!
4.なぜ抗生物質がこわいの?
では、タイトルの抗生物質の怖さについて説明していきます。
耐性菌ってご存知でしょうか?
耐性菌とは、抗生物質の効かない細菌のことです。そんな怖い耐性菌ですが、実は抗生物質の誤った投与方法で誕生してしまうのです。
細菌も生き物ののため、日々進化をしています。色々な抗生物質が開発されている昨今、細菌は私たちの体の中で様々な抗生物質と戦っているのです。
大体の場合は、抗生物質が細菌に勝ってくれるので、病気は治ります。
しかし、処方された抗生物質を処方された分飲み切らず、体の中に細菌が少し残っていたりすると、そこから耐性菌が誕生してしまう可能性があるのです。
また、細菌による風邪でないにも関わらず、抗生物質を処方された場合、人間の体にいる常在菌(免疫力が正常なときは悪さはしない無害な菌です。)や自然界に普通にいる細菌が耐性菌へと進化してしまうこともあるのです。
耐性菌であれども、すべての抗生物質に対して耐性があるわけではありませんが、誤った抗生物質の投与を続けていくと、より多くの抗生物質に耐性を持つ多剤耐性菌というものが誕生してしまいます。これはやっかいで、効果のある薬もごく少数に限られてしまいます。そのため、耐性のない普通の菌による感染症に比べると、治療は困難になります。
5.耐性菌にはどんなものがあるのか
耐性菌には次のようなものがあります。
等です。
私たちが耐性菌に感染しても、すぐに症状は現れず、気づいたらそのまま体の外に追い出されたり、自己免疫力で退治していたりすることがほとんどです。感染症としては体に現れません。しかし、免疫力が低下していたり、他の病気で体が弱っていたりすると発症することがあるのです。
そのときに、多剤耐性菌であったら治療が困難になり、時には重篤化する可能性のある恐ろしい菌なのです。
6.まとめ
抗生物質の乱用がなぜ怖いのか、わかっていただけましたか?
将来、多剤耐性菌が増えてしまうことで、治療が困難な感染症が増えていく可能性があります。これはWHO(世界保健機関)も警鐘を鳴らしているほどです。
そのため私たちが正しい知識を持って、抗生物質を使用することが大切です。
もし病院で抗生物質を処方されたら、どのような感染症でどんな菌に対するものなのか医師に確認するといいでしょう。また、処方されたらきちんと飲み切りましょう。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。
夜勤あるある!看護師の夜勤の実情
こんにちは。最近夜勤続きで中々投稿できませんでした。
皆さま夜勤ってどういうイメージありますか?
お昼の看護師の姿は想像つくこと方は多いと思いますが、夜勤っていうとあまり知らない方も多いのではないでしょうか。
そこで今日は、筆者的看護師の夜勤あるあるについて書いていきたいと思います。
- 1.お化けなんて怖くない!でも人間は怖い
- 2.定期的にくるトイレのナースコールラッシュ
- 3.一番目の休憩に入ったときの朝食介助は眠気との闘い
- 4.夜勤後の食欲は異常
- 5.一夜勤ひとニキビ
- 6.夜勤終了後の一体感
- 7.物音に敏感
- 8.自分が今日の日付がわからなくなる
- 9.夜勤終わりもナースコールやアラームの幻聴が聞こえる
- おわりに
1.お化けなんて怖くない!でも人間は怖い
夜の病院っていうと、心霊系を思い浮かべる人も少なくないはず!まあ、そういった経験をしたことがある看護師もいますが、筆者は残念ながら?そういうのは全く感じない人です。なので、夜の病棟内を見回りしようがあまり怖くはないのですが、唯一怖いのは患者さんの徘徊です。見回りしているときに、暗闇からいきなり患者さんが出てきたり、転んでいたりするのを発見するのが一番心臓に悪いです。
以前夜勤中に休憩室から出たら患者さんが大の字で倒れていたことがあって、本気で驚いたこともありました。普段車いすを使用している方が、歩いてトイレに行こうとしたら途中で転んだそうです。幸い大事には至らなかったので、よかったですが心臓にはすごく悪い経験ですね。
2.定期的にくるトイレのナースコールラッシュ
入院している人のほとんどは、歩行の付き添いが必要だったり、車いすだったりと何らかの介助が必要です。そのため、トイレの際はナースコールを押して看護師を呼んでもらっているのですが、そのナースコールがなぜか集中するんですよね。患者45名弱に対して介助者は3人。集中してしまうと、人数が追い付かなくなるんですよ。一人を連れていってまたもう一人。さらにもう一人・・・。その波が夜勤中に何度か訪れます。
3.一番目の休憩に入ったときの朝食介助は眠気との闘い
3人体制で夜勤に入っているため、順番に仮眠休憩を取ります。なるべくスムーズにかつ、長い休憩を取りたいため、1番目に仮眠休憩に入る人は22時~23時に入ることが多いのですが、そうすると後半戦の長いのなんの。患者さんの朝食の時間になると、眠気がピークに達します。動き回っているときはいいのですが、食事を一人で取れない患者さんの食事介助に入っているときはあまり動きません。そのため、眠気が限界を達するのです。患者さんを口を開けて待たせてしまったこともありました。(すいません。)
4.夜勤後の食欲は異常
夜勤の後ってなぜかすごーくおなかがすくんですよね。しかもジャンクフードが食べたくなります。筆者は大抵、コンビニなどで爆買いして、いっぱい食べてそのまま寝てしまい、胃もたれして目が覚めます。
5.一夜勤ひとニキビ
これは文章の通りですね。夜ずっと起きているのってやっぱり肌に悪いんでしょうね。筆者は必ずといっていいほどニキビができます。
6.夜勤終了後の一体感
夜勤を乗り越えると、その日に一緒にやったスタッフとなぞの一体感が生まれます。
無事に乗り越えたときももちろんですが、急変等大変なことを、みんなが協力して乗り越えられた!という安堵感が一気にでるんでしょうね。夜勤が始まる前と終った後の温度差が違うように感じます。
7.物音に敏感
まあこれは日中でもそうなんですが、看護師は病棟内の大きな音にすごく反応します。そして一気にみんながその音の方へ駆けつけます。これは、患者さんが倒れたり、転んだりしていないかいち早く確認するためについてしまう習慣なのですが、夜勤ともなるとそれが顕著になります。周りが寝静まっているところに、少しでも物音を感じると、そこにいるスタッフ全員で一斉に病棟内の巡視が始まります。物音の原因を探すのです。
8.自分が今日の日付がわからなくなる
脳外科に勤めていたときは、患者さんの意識レベルを調べるために検温の時に日付を確認していたのですが、夜勤の朝には自分の方が日付や曜日がわからなくなる時があります。患者さんに聞いているのに、逆に教わるなんてことも・・・。
9.夜勤終わりもナースコールやアラームの幻聴が聞こえる
夜勤中ナースコールが鳴りやまなかったりすると、夜勤が終わり、家で寝ようとしているときもナースコールの音や心電図のアラームの幻聴が聞こえてきます。頭に残っているんでしょうね。まあ、目をつぶっていればそのうち寝ちゃうんですけどね。
おわりに
筆者的夜勤あるあるを9個挙げてみましたが、いかがだったでしょうか。
夜勤、つらいことも多いですが看護師としては避けては通れない道です。なので、自分なりのあるあるを見つけたりして楽しんだもの勝ちだと思います。(笑)
それでは、ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
看護師の転職事情 スムーズに辞めるためには?
こんにちは。本日は看護師の転職事情について話します。
筆者の転職回数は今のところ1度だけですが、比較的スムーズに前の病院を辞めて無事に残りの有給もすべて使い果たして辞めることができました。しかし、職場探しは正解とは言えませんでした。そんな私の失敗談も踏まえて、書いていこうと思います。
1看護師は転職する人が多い
看護師の転職率が高いのは、なんとなくご存知な方も多いと思います。
それは事実だと思います。実際筆者の前に勤めていた病院も、現在勤めている病院でも、入れ替わりが激しいです。
理由としては、看護師はどこでも人手不足であり、割とどこでもウエルカム状態なので、辞めるときあまり躊躇しないということも原因なのではないかと思います。転職も簡単ですからね。
2筆者の転職のきっかけ
私が転職をしようと思ったきっかけは、ぶっちゃけ他の世界を見たくなったからです。新卒から同じ病院に4年ほどいると、どうしてもその病院の常識が常識だと思ってしまうんですよね。
しかも、4年目ともなると大抵の仕事は覚えており、「自分って仕事できるんじゃないか」とか盛大な勘違いを起こしてしまいます。なんだか、そう考えると私はこのまま井の中の蛙になってしまうのではないかと不安に感じました。
そんな中、今も付き合っている彼との同棲のため、引っ越すことが決まりました。
そのタイミングでお世話になった病院を辞め、現在の病院に転職することにしたのです。
3実際に行ったこと
転職サイトへの登録
転職するにあたり、最初に始めたことは転職サイトへの登録・相談でした。といっても、看護師の転職サイトって星の数ほどあるんですよね。
筆者も何個か登録してみましたが、あまり違いはわかりませんでした。なので、話した感じまあまあ相性がよさそうな担当の方がいるサイトに決めて転職活動を行っていったのです。
師長への相談
転職したことのある看護師さんはご存知の方も多いと思いますが、看護師って辞めるとき絶対といっていいほど止められますよね(笑)。
どこも人手不足ですし、一人欠けることで結構痛手なんです、きっと。
そこで筆者は早めに辞職時期について相談していました。具体的にはたぶん半年くらい前からでしょうか。結構出入りが多い職場だったため、だれがいつ頃辞めるといったうわさはよく聞いておりました。それを逆手にとり、師長には辞める人がいない時期に辞めたいと相談しました。
辞める時期が被ると、退職をより渋られることになるし、さらには有給をとれずに退職なんてこともあるからです。(実際に同期は有給取れずに辞めていきました。)
また、辞める理由はなるべく前向きなものとしました。
筆者は脳外科出身だったため、急性期のその後の段階、つまり回復期を看たくなったということを理由に辞めたいと話しました。
マイナス面を言ってしまうと、それを解決したら退職せずに残ってくれるのかと師長も考え、それを解決しようとしてきます。そうすると、辞める理由がなくなってしまいますよね。
前向き&自己研鑽のための退職理由ならば、中々止められることはないでしょう。そこは退職者の人生ですからね。師長には止める権利はありません(笑)。
職場見学
師長に話がつき、サイトにも登録した後は職場見学へ行くことにしました。ここで筆者の悪い癖がでてしまいます。何を隠そう、とてもめんどくさがりやな筆者は、二つの職場を見ただけで満足してしまい、そのうちの一つの職場に決めてしまいました。しかも、その職場は見学と一緒に面接まで済ませられるということで、その場で受かり、決まってしまったのです。
こうして、あっけなく筆者の転職劇場は幕を閉じたのでした。
4転職での失敗
サイトの担当者を信頼しすぎた
今思えば、もっとよく見とくべきでした。今の職場が悪いというわけではありませんでしたが、筆者が思い描いていた感じとは少し違ったものでした。
筆者のめんどくさがりな性格のせいでもありましたが、決定打は転職サイトの担当さんのごり押しでした。なぜか、今の職場のことは担当の人がべた褒めするんですよね。「すごくいいところですよ!人間関係もいいって聞いてます!」とか、「筆者さんにはいい職場で働いてもらいたいから紹介しました!」とかすごくいいこと言ってきましたね。でも、たぶんこれって病院からの転職サイトさんへの報酬が大きいとか、なんかしらのつながりがあったんだと思います。
初めての転職っていうこともあり、あまり疑うこともなく担当さんの言うことを鵜のみにしてしまいました。
それがすべて間違いとも言えないのですが、よくよく考えると、看護師として働いたことがあるわけではない転職サイトの担当者さんが、看護師の職場の実態について詳しくわかるわけありません。
そこをよく考えたうえで、看護師の経験を少しでもした自分の勘や感覚を頼りに探すべきであったと今は感じています。
転職サイトによって病院の評価がちがう!?
あとあと聞いたのですが、他の転職サイトでは今の病院はすごく評判が悪いらしいのです。あそこは辞めた方がいいと言われたと、現在転職活動している同僚から聞きました。そこまで転職サイトによって評価が違うのです。
転職サイトもあくまで仕事です。看護師を転職させなければ、仕事が成り立たないのです。そう考えれば、納得がいく話です。
しかし、転職するうえでサイトに登録するのは必須だと思います。自分で集める情報量とは比にならないからです。
それを踏まえて、転職するときは複数の転職サイトに登録するといいと思います。
情報は得るとともに、Aサイトでお勧めされた病院についてBサイトでも情報収集ができるという利点もあります。
まとめ
ここまで筆者の経験を踏まえ、看護師の転職事情について書いていきました。
自分のうまくいったところと失敗談から、皆様に何かしらの役に立つ記事になっていたらいいなと思います。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。
冬に多い感染症!感染予防策4選!!インフルエンザやノロウイルスにならないために
はじめに
皆さまこんばんは。毎日毎日寒いですね。体調崩したりしていないでしょうか。
少し前からインフルエンザの流行注意報が報告されています。
実際に筆者の身の回りでも実際にかかった人や、家族がなったという話を聞くようになりました。そこで今回はインフルエンザをはじめとした、冬に多い感染症に対する予防策について書いていきたいと思います。
冬に多い感染症は?
ではまず、冬に多くなる感染症についてざっと挙げていきます。
一般的に思いつくのはこれくらいでしょうか。
そして、皆さまこの時期になるとよく話題に挙がるであろう感染症が、インフルエンザとノロウイルスです。
この二つの感染対策に関しては、病院でもよく取り上げられる話題です。
少し詳しく説明していきます。
毎年流行するインフルエンザ
インフルエンザの流行ピークは1月~2月とされています。
症状は発熱や筋肉痛、咽頭通、倦怠感等があげられます。
感染する経路としては、咳やくしゃみからくる飛沫感染です。インフルエンザに感染した人の咳・くしゃみを浴びることで、ウイルスが人へ移ることで感染するものです。
インフルエンザといえば、ワクチンを接種している人も多いと思います。
残念ながら、ワクチンを接種している=インフルエンザに絶対ならない!!というわけではありません。
しかし、接種することで、70%ほど感染率が下がる・重症化を予防する、といった効果はあります。なので、筆者はもちろん毎年受けていますし、皆様にもできるなら受けることをお勧めします。
集団感染が怖いノロウイルス
ノロウイルスは、腹痛・下痢・嘔吐・発熱等の症状があります。普通の胃腸炎のように感じますが、症状のつらさが半端ないそうです。筆者はなったことはありませんが、なったことのある人の経験談から、想像を絶するもののようです。
感染経路は、主に経口感染です。ノロウイルスに感染した生牡蠣等の二枚貝を食べることで感染することが多いですね。
ならば、生ものを食べるのを控えればかからないのか、と言われるとそうではないのです。
ノロウイルスの感染として恐ろしいのは、人から人への感染です。どうやって感染するのかというと、感染者との接触や感染者の吐しゃ物、排泄物からも感染します。
特に気を付けていただきたいのが、吐しゃ物を片付けるときです。片付けきれなかった吐しゃ物を放置していると、それが乾燥して細かい粒子となって空気中に漂います。それを吸うことで感染するケースもあります。
また、トイレで感染者が排泄物を流すときも同様で、ふたを開けたまま流してしまうと、中身が便器や壁に付着してしまうこともあります。それを触ることで感染につながることもあるため、注意が必要です。
集団感染の例では、学校等でノロウイルスにかかった生徒が嘔吐し、それが空気中に舞って周りの生徒も感染したというものや、病院でも共同で使用しているトイレから集団感染に陥ることもあります。
感染予防策は?
それでは、やっと本題です。それぞれの感染予防策について説明していきます。
①手洗いうがい
すべての感染に対する予防策はまず手洗い・うがいです。
なんだそんなことか、と思ったかもしれませんが、意外にもこの二つができていない方が多いのです。むしろここが一番大切です。この手洗いうがいがしっかりできていれば、大抵の感染症から身を守ることができます。
基本的なやり方に関しては、最近ではいろいろな場所で知る機会があると思いますので割愛します。ここでは、忘れがちな部分やちょっとしたコツを紹介していきます。
まず手洗いに関してですが、正直手洗いの順番等はどうでもよいです。大切なのは、洗い残しをしないこと!主に忘れやすい部分を挙げていきます。
- 手の甲
- 指の間
- 親指←意外かもしれませんが、結構忘れます。ちゃんと逆手で握るようにして洗いましょう。
- 爪の間
そして、手荒れにも注意が必要です。ささくれの部分や手が荒れている部分には菌やウイルスが溜まりやすくなります。そのため、手を洗ったらハンドクリームをぬったり、ささくれはひっぱたり、剥いたりしないで爪切りなどできちんと処理することをお勧めします。
また、手洗いの時間は30秒を目安にするとしっかり洗えるでしょう。
次に、うがいについてです。
ポイントとしては、ガラガラうがいの前に口をゆすいでから行うといいです。なぜなら、口腔内に菌やウイルスが侵入している場合、直にガラガラうがいをしていまうと、水に流れてのどまで菌やウイルスが運ばれてしまう可能性があるからです。
口ゆすぎ→ガラガラうがい※15秒を目安に行うといいです。
②マスクの着用
これもすでにやっている方も多いと思います。
しかし、よく見ると正しく着用できていない方も多いのです。
マスクを着用するときに、鼻って出ていないですか?そのつけ方意味ないですよ!鼻を出してしまうと、結局菌やウイルスを吸ってしまうことになるので、全然意味ありません。つけるときは、きちんと鼻まで覆うようにしてください。
また、一度外したマスクは再装着しないほうがいいです。菌ついてます!
なので、出勤・退勤で着用する場合、最低でも2枚は持参していくことをお勧めします。
マスクは自分の予防だけではなく、自分が咳をしているときにほかの人に移さないようにする効果もあるため、そういったときにも使用するようにしましょう。
③水分補給
なぜ冬になると感染症が増えるのでしょうか。それは、乾燥していることも大きな要因です。乾燥していることで、ウイルスが生存しやすい環境になり、ウイルスによる感染症が大流行するのです。そのため、水分補給も大切になります。
15分に一口水分補給することで感染リスクが減ると言われています。
冬はあまりのどが乾かない人も多いと思いますが、一口意識して飲むことで感染が予防できるなら安いものではないでしょうか。
④ノロウイルスの感染予防
ここで紹介する方法は、主に家族や同居人がノロウイルスに感染した時の予防策です。
筆者も看護学生のとき、同居人がノロウイルスに感染したことがあります。その時期はちょうど実習直前で、ぜっったいに移りたくない!という状況でした。そんな状況に陥った筆者が実際に行った方法を紹介していきます。
ノロウイルスの項目でも説明しましたが、感染者の嘔吐物や排泄物で感染することがあります。そのため、感染者が嘔吐した場所やトイレ等を消毒することで感染を防ぐことができるのです。しかし、ノロウイルスはアルコール消毒が効かないのをご存知ですか?覚えていてほしいのが、ノロウイルスに効果のある消毒薬は次亜塩素酸が含まれているもののみです。ノロウイルス用の消毒薬が常備してあればいいのですが、一般家庭にそんなものが常備されていることはまれでしょう。そこでお勧めしたい方法が、ハイターを使用した消毒です。なんとこのハイターには次亜塩素酸が含まています。筆者はキッチン用のハイターを希釈してふきんに浸し、それで同居人が触ったと思われる個所を拭いていました。それをすることで、無事感染せずに実習に臨むことができました。
終わりに
今回は感染症に対する予防策を中心に紹介していきました。
上記に挙げたことを参考に、病気に負けない体づくりをがんばっていきましょう。
なによりも予防が大事!
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。
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看護師の休み事情とは?正月休みや夏休みはあるの?
はじめに
皆さん、正月休みは堪能できましたか?1/6から仕事初めの方が多かったと思います。大体の企業やお店が休暇中の中、看護師の正月休みはどうなっているのでしょうか。
今回は、気になる看護師の休み事情について書いていこうと思います。
正月休みはあるの?
まず、タイムリーな話題の年末年始の休暇に関することを書いていこうと思います。
最初に答えを言ってしまうと、勤務先によりけりです。
私の場合は病棟勤務のため、基本的に正月でもお盆でも関係ないです。大晦日だろうが、元日だろうが関係なく仕事ですね。今回はシフト上大晦日だけお休みでしたが、元日は普通に出勤していました。
ちなみに、1年目の時は年越し夜勤でした。先輩たちと休憩室でカップそばをすすったのは、今となってはいい思い出です。
勤務先によりけりと言いましたが、うちの職場は師長さんやママさんナースには正月は優先的に休めることになっています。結果、私のような独身や、子育てがひと段落したベテランナースが主戦力となります。
また、クリニックや外来勤務、保育園にいる看護師等は正月休みは普通にあります。そういった場所は正月営業はしていないですからね。
長期休暇はとれるの?
上記の年末年始の休み事情から察せるように、病棟勤務の看護師はお盆休みやGWはもちろん無縁です。
では、逆にどいつ長期休暇があるのでしょうか。というか、そもそも長期休暇は得られるのでしょうか。
病院によっては、夏休みや冬休みという概念があります。ただし、休み希望がかぶってしまうとシフトが組めなくなるため、みんな少しずつずらして休みを取るのです。どのこ世界でもあてはまるのかもしれませんが、希望を出すのは先輩優先です。新人は先輩看護師と希望がかぶらないように、10月ごろに夏休みをとることもあります。
筆者の勤める病院はというと、長期休暇の概念はありません。その代り、有給が割と取りやすい職場のため、師長さんと相談して自分の希望するタイミングで休みをとることができます。実は筆者は入社1年にも関わらず、師長さんに無理を言って10月と1月に1週間の休暇をいただきました。(少し特例なため、あまり参考にはならないかも)
上記のように、看護師も長期休暇が取れないわけではありません。しかし、世間とは違うタイミングだったり、取れても1週間ほどの休みは年に1回のみといった病院も少なくありません。筆者が前に勤めていた病院は、4年勤めましたが長期休暇が取れたのはおそらく1回か2回でした。
普通の会社員に比べれば休みは取りにくいのかもしれません。
では、看護師の休みはどうなっているのでしょうか。次から長期休暇以外の看護師の休みについて説明していきます。
看護師の休みの仕組みは
病棟看護師は基本的にシフト制です。
休みは月で決まっており、数は病院によって規定が違います。前に勤めていた病院は月10日と比較的多かったのですが、今勤めている病院は8日です。一見今の病院のほうが少ないようですが、今の病院では有給の支給日数が多く、使うのが当たり前であるためトータルでは同じくらいだと思います。
しかし違ったのが、休み希望の出し方です。
どちらの病院でも、2か所好きな場所で休みは取れるのですが、前の病院は3日までなら連休でも1か所というカウントでOKというルールがありました。(例:1/2.3.4の連休と1/11でもOK※3連休以上にしたいときは要相談)
今の病院では、希望1か所につき1日のみ。つまり、2連休を取りたいときは希望2か所をつかって2連休を取らなくてはいけないのです。(例:1/2.3の連休で2か所希望というカウント)
このことを考慮すると、休みの自由度に大分差がでてしまいます。
しかし、このルールは病院内でも各部署によって違ったりするので、こればっかりは入職してみないとわからなかったりします。(入職前に質問すれば答えてくれるかもしれませんが、筆者はそこまで気が回りませんでした。)
ちなみに、クリニックで働いていた知り合いは、休みは日曜とそのほかの週のどこかで午後休のみという週休1.5日の過酷勤務でした。クリニックのため、世間と同じタイミングで長期休暇は得られますが、普段の休みを考えると考えものです。
おわりに
以上が筆者の経験に基づいた看護師の休み事情でした。
病棟看護師の経験しかないため、そのほかの職場についての情報に関しては薄いものとなってしまいましたが、大方の看護師はシフト制だと思います。
普段あまり知られることのない看護師の休み事情について書いてみましたが、いかがだったでしょうか。何かしら参考になれば幸いです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
はじめまして
筆者について
はじめまして。
5年目看護師のハルと申します。
2015年に看護大学を卒業し、そこから4年間脳外科病棟を経験した後、現在は回復期リハビリテーション病棟に勤めています。
脳外科では、主に脳梗塞や脳出血などの脳血管疾患を中心に急性期の患者を看てきました。そして、皆さまあまりなじみがない科だと思いますが、現在は回復期リハビリテーション科にいます。脳外科や整形外科、内科、等の様々な疾患後のリハビリテーションを行うための病棟です。病院から自宅に帰るまでの訓練の場所と思っていただければわかりやすいと思います。
看護師になってから、一回の転職を経て現在に至ります。
このブログについて
このブログでは主に
- 医療のお役立ち知識
- 看護師の裏事情
- 看護師あるある
- 看護師向けの諸情報
等々を書いていけたらいいなぁと思っております。
現役看護師はもちろん、これから看護師になりたいと思っている方や医療関係者ではない方にも役にたつ情報を発信していきます。
さいごに
筆者とこのブログについて、簡単ではありますが説明させていただきました。
ブログ初心者のため、いろいろと拙い部分があると思いますが、皆さまの生活に少しでも役にたつ内容が発信できたらなと思いますので、よろしくお願いします。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。